ハッカー・ギーク用語辞典
ハッカーやギークが日常的に使う用語の日本語訳・類義語・解説。
開発・コード系
| 用語 | 日本語訳・類義語 | 意味 |
|---|---|---|
| デプロイ (deploy) | リリース、本番反映、上げる | 作ったものを本番環境に配置すること |
| コミット (commit) | 変更を確定する、記録する | コードの変更をリポジトリに確定保存 |
| プッシュ (push) | 送信する、上げる | ローカルの変更をリモートに送信 |
| プル (pull) | 取得する、落とす | リモートの変更をローカルに取得 |
| マージ (merge) | 統合する、合流する | 別のブランチの変更を統合 |
| フォーク (fork) | 分岐する、派生させる | 他人のリポジトリを自分のコピーとして派生 |
| プルリク (pull request / PR) | 変更依頼、取り込み依頼 | 自分の変更を本家に取り込んでもらうよう依頼 |
| ブランチ (branch) | 枝、作業用の分岐 | メインから分岐した独立した作業領域 |
| チェックアウト (checkout) | 切り替える | 別のブランチや過去の状態に切り替え |
| リベース (rebase) | 歴史を書き換える | ブランチの基点を変更して歴史を一直線に |
| スタッシュ (stash) | 一時退避 | 作業中の変更を一時的に隠す |
| タグ (tag) | 印、ラベル | 特定のコミットに名前を付ける(リリース版など) |
| イシュー (issue) | 課題、チケット、バグ報告 | やること・問題の報告 |
| バグ (bug) | 不具合、障害 | プログラムの誤り |
| フィックス (fix) | 修正、直す | バグを直すこと |
| クラッシュ (crash) | 落ちる、死ぬ、コケる | プログラムが異常終了すること |
| ハング (hang) | 固まる、フリーズ | プログラムが反応しなくなること |
| デバッグ (debug) | バグ取り、原因追及 | バグの原因を探して直すこと |
| リファクタ (refactor) | コード整理、内部改善 | 動作を変えずにコードをきれいにする |
| ビルド (build) | コンパイル、生成 | ソースコードから実行ファイルを作る |
| コンパイル (compile) | 翻訳、変換 | 人間のコードを機械語に翻訳 |
| スクリプト (script) | 簡易プログラム、手順書 | インタプリタで動く簡易的なプログラム |
| ライブラリ (library / lib) | 部品集、関数集 | 汎用的な機能をまとめた再利用可能な部品 |
| フレームワーク (framework) | 枠組み、土台 | アプリ開発の骨格となる基本構造 |
| SDK | 開発キット | 特定のプラットフォーム用の開発ツール一式 |
| CLI | コマンドライン、CUI | キーボードで操作する文字ベースのインターフェース |
| TUI | テキストUI | テキストベースだが画面要素があるUI(vim, htop等) |
| GUI | グラフィカルUI | マウスで操作する視覚的なインターフェース |
| IDE | 統合開発環境 | エディタ・コンパイラ・デバッガ等が一体になった開発ツール |
| エディタ (editor) | 編集ソフト | コードを書くためのソフト(vim, VSCode等) |
| シンタックスハイライト (syntax highlight) | 色分け表示 | コードの種類ごとに色を付けて見やすくする |
| リント (lint) | 静的チェック | コードの潜在的な問題を自動チェック |
| フォーマッター (formatter) | 整形ツール | コードのスタイルを自動統一するツール |
| API | 接続口、インターフェース | プログラム同士が通信するための窓口 |
| エンドポイント (endpoint) | 接続先、URL | APIの具体的な接続先アドレス |
| スキーマ (schema) | 構造定義、設計図 | データの構造を定義したもの |
| バリデーション (validation) | 検証、チェック | データが正しいか確認すること |
| サニタイズ (sanitize) | 無害化、浄化 | 危険な文字を除去して安全にする |
| エスケープ (escape) | 特殊文字処理 | 特殊な意味を持つ文字を無害化 |
| エンコード (encode) | 符号化、変換 | データを別の形式に変換 |
| デコード (decode) | 復号、戻す | エンコードされたデータを元に戻す |
| シリアライズ (serialize) | 直列化、保存形式に変換 | オブジェクトを保存・送信可能な形式に変換 |
| デシリアライズ (deserialize) | 復元 | シリアライズされたデータを元のオブジェクトに戻す |
| パース (parse) | 解析、読み取り | データを解析して構造化すること |
| レンダリング (rendering) | 描画、表示 | データを画面に表示すること |
| バンドル (bundle) | まとめる、結合 | 複数のファイルを1つにまとめる |
| トランスパイル (transpile) | 変換コンパイル | 別のプログラミング言語に変換すること |
| ポリフィル (polyfill) | 互換補完 | 古い環境に足りない機能を補うコード |
| シェーダー (shader) | 描画処理 | GPUで動く描画用のプログラム |
インフラ・運用系
| 用語 | 日本語訳・類義語 | 意味 |
|---|---|---|
| サーバー (server) | 鯖(さば)、ホスト | サービスを提供するコンピュータ |
| クライアント (client) | 客、端末 | サーバーに接続して利用する側 |
| ローカル (local) | 手元、自環境 | 自分のコンピュータの中 |
| リモート (remote) | 遠隔、先方 | ネットワーク越しの別のコンピュータ |
| クラウド (cloud) | 雲、インターネット先 | インターネット経由で利用するサーバー資源 |
| オンプレ (on-premise) | 自社運用、社内設置 | 自社でサーバーを所有・運用すること |
| プロダクション (production / prod) | 本番、本番環境 | 実際にユーザーが使う環境 |
| ステージング (staging / stg) | 検証環境、プレ本番 | 本番と同じ構成で最終確認する環境 |
| 開発環境 (dev) | 開発用、手元 | 開発作業用の環境 |
| VM (仮想マシン) | 仮想化、バーチャルマシン | 1台の物理マシンの中で動く仮想的なコンピュータ |
| コンテナ (container) | 軽量仮想化 | アプリとその依存をパッケージ化した軽量な実行環境 |
| Docker | ドッカー | コンテナ管理ツールのデファクトスタンダード |
| イメージ (image) | コンテナイメージ | コンテナの元になるスナップショット |
| インスタンス (instance) | 実体、実行中 | 起動中のサーバーやコンテナの実体 |
| ノード (node) | 構成要素、台 | クラスタを構成する1台のマシン |
| クラスタ (cluster) | 群、複数台構成 | 複数のマシンをまとめて1つのシステムにする |
| オーケストレーション (orchestration) | 自動連携、統合管理 | 複数のコンテナやサービスを自動で管理 |
| Kubernetes (K8s) | クバネティス、クーべ | コンテナオーケストレーションの標準 |
| スケール (scale) | 拡大・縮小 | システムの規模を変更すること |
| 水平スケール (horizontal scaling) | 台数増やし | サーバーの台数を増やして性能向上 |
| 垂直スケール (vertical scaling) | スペック上げ | 1台のサーバーの性能を上げて対応 |
| オートスケール (autoscale) | 自動増減 | 負荷に応じて自動で台数を調整 |
| ロードバランサー (load balancer / LB) | 負荷分散機 | 複数のサーバーにトラフィックを分散 |
| プロキシ (proxy) | 代理サーバー | クライアントの代わりに通信する中継サーバー |
| リバースプロキシ (reverse proxy) | 代理受付 | サーバーの前で受け付けを代行するプロキシ |
| ゲートウェイ (gateway) | 出入口、中継 | 異なるシステム間の通信を中継する窓口 |
| トンネル (tunnel) | 暗号化経路、穴掘り | 安全な通信経路を確保する技術 |
| SSH | セキュアシェル | 暗号化されたリモート接続プロトコル |
| VPN | 仮想専用線 | インターネット上に仮想的な専用回線を作る |
| DNS | 名前解決 | ドメイン名(example.com)をIPアドレスに変換 |
| CDN | コンテンツ配信網 | 世界中のエッジサーバーでコンテンツを高速配信 |
| ファイアウォール (firewall) | 防火壁 | 不正な通信を遮断するセキュリティ機能 |
| サンドボックス (sandbox) | 砂場、隔離環境 | 安全のため隔離された実行環境 |
| デーモン (daemon) | 常駐プログラム | バックグラウンドで動き続けるプログラム |
| cron | クーロン、定期実行 | 決まった時刻にプログラムを自動実行する仕組み |
| ジョブ (job) | 作業、バッチ | 自動実行される処理の単位 |
| ワーカー (worker) | 作業者、処理役 | バックグラウンドで処理を実行する役割 |
| キュー (queue) | 待ち行列 | 処理を順番待ちさせる仕組み |
| プロビジョニング (provisioning) | 環境構築、準備 | サーバーやサービスの初期設定を行うこと |
| 構成管理 (configuration management) | 設定管理 | サーバーの設定をコードで管理する |
| IaC (Infrastructure as Code) | インフラのコード化 | サーバー構成をコードで管理する手法 |
| モニタリング (monitoring) | 監視、見張り | システムの状態を常に観測すること |
| アラート (alert) | 警告、通知 | 異常を検知した時の通知 |
| ダッシュボード (dashboard) | 管理画面、計器盤 | 状態を一目で確認できる表示画面 |
| ログ (log) | 記録、履歴 | システムの動作記録 |
| トレース (trace) | 追跡、辿る | リクエストの経路を追跡すること |
| メトリクス (metrics) | 測定値、指標 | システムの性能を測る数値 |
| レイテンシ (latency) | 遅延、応答時間 | リクエストから応答までの時間 |
| スループット (throughput) | 処理量、スピード | 単位時間あたりの処理能力 |
| ボトルネック (bottleneck) | 律速、足引っ張り | システム全体の性能を制限している箇所 |
| フットプリント (footprint) | 占有量、サイズ | プログラムが使うメモリやディスクの量 |
| スケーラビリティ (scalability) | 拡張性、伸びしろ | 負荷が増えても対応できる能力 |
| 可用性 (availability) | 稼働率、安定性 | システムが使える時間の割合 |
| 冗長化 (redundancy) | 予備化、二重化 | 障害に備えて予備を用意すること |
| フェイルオーバー (failover) | 自動切替 | 障害時に自動で予備に切り替える |
| ダウンタイム (downtime) | 停止時間、障害時間 | システムが使えなかった時間 |
| SLA | サービス品質保証 | 事業者が約束するサービス品質の水準 |
| インシデント (incident) | 障害、トラブル | システムに発生した問題 |
| ポストモーテム (postmortem) | 障害報告、反省会 | 障害の原因を分析し共有するレポート |
| カオスエンジニアリング (chaos engineering) | 故障耐性試験 | 故意に壊してシステムの耐性を確認する手法 |
ネットワーク系
| 用語 | 日本語訳・類義語 | 意味 |
|---|---|---|
| パケット (packet) | 小包、データの塊 | ネットワークで送られるデータの単位 |
| バンド幅 (bandwidth) | 帯域、回線速度 | ネットワークの通信容量 |
| スループット (throughput) | 実効速度 | 実際にデータが通る速度 |
| レイテンシ (latency) | 遅延、ping | データが届くまでの時間 |
| ジッター (jitter) | 遅延変動 | 遅延時間のばらつき |
| プロトコル (protocol) | 通信規約、取り決め | 通信のルール(HTTP, TCP, UDP等) |
| ポート (port) | 出入り口 | 通信の種類を識別する番号 |
| ソケット (socket) | 接続口 | 通信の端点 |
| ハンドシェイク (handshake) | 接続確認、握手 | 通信を始める前の相互確認 |
| ポーリング (polling) | 定期確認、問い合わせ | 定期的に確認しに行く方式 |
| コールバック (callback) | 後で呼ぶ、逆通知 | 非同期に処理結果を受け取る仕組み |
| フック (hook) | 差込口、横取り | 処理の途中に差し込むカスタム処理 |
| WebSocket | リアルタイム通信 | 双方向リアルタイム通信のプロトコル |
| REST | 代表的なAPI設計スタイル | HTTPのメソッド(GET/POST等)でリソースを操作 |
| GraphQL | 柔軟API | 必要なデータだけを指定して取得できるAPI |
| gRPC | 高速API | Google製の高速な通信プロトコル |
| エグレス (egress) | 送信、出口 | データの送信(特に外部への転送) |
| イングレス (ingress) | 受信、入口 | データの受信 |
| レート制限 (rate limit) | アクセス制限、回数制限 | 一定時間あたりのアクセス数を制限 |
| スロットリング (throttling) | 流量制御 | 通信量を制御して過負荷を防ぐ |
| WAF (Web Application Firewall) | Web用ファイアウォール | Webアプリへの攻撃を遮断する仕組み |
| DDoS | 分散型攻撃 | 大量のアクセスを送ってサーバーをダウンさせる攻撃 |
| CORS | クロスオリジン制約 | 別ドメインへのアクセス制限の仕組み |
| SSL/TLS | 暗号化通信 | Webの通信を暗号化する仕組み(鍵マーク) |
| 証明書 (certificate) | サーバー証明書、SSL証明書 | サイトの同一性を証明する電子証明書 |
| Let’s Encrypt | 無料SSL証明書 | 無料で自動更新できるSSL証明書サービス |
データ・ストレージ系
| 用語 | 日本語訳・類義語 | 意味 |
|---|---|---|
| データベース (DB) | データ保管庫 | データを構造化して保存・検索する仕組み |
| リレーショナルDB (RDB) | 表形式DB | 表(テーブル)でデータを管理する傳統的DB(MySQL, PostgreSQL等) |
| NoSQL | 非リレーショナルDB | 表形式ではないDB(MongoDB, Redis等) |
| インメモリDB (in-memory) | メモリ上のDB | 超高速だが揮発性のDB(Redis) |
| キャッシュ (cache) | 一時保存、使い回し | 一度取得したデータを保存して次回は高速に返す |
| Redis | インメモリデータストア | キャッシュやキューに使われる超高速データストア |
| インデックス (index) | 索引 | 検索を高速化するための追加データ構造 |
| マイグレーション (migration) | 移行、変更 | DBのスキーマを変更すること |
| シード (seed) | 初期データ | DBに最初に入れるサンプルデータ |
| バックアップ (backup) | 予備保存、控え | データのコピーを別に保存すること |
| リストア (restore) | 復元、戻す | バックアップからデータを戻す |
| レプリケーション (replication) | 複製、コピー | データを複製して複数箇所に保存 |
| シャーディング (sharding) | 分割保存 | データを複数のサーバーに分割して保存 |
| ストレージ (storage) | 保管場所、記憶装置 | データを保存する物理的・論理的な場所 |
| オブジェクトストレージ | ファイル保管 | ファイルを保存するクラウドストレージ(S3等) |
| ブロックストレージ | 高速保管 | サーバーに直接接続する高速な保管領域 |
| 永続化 (persistence) | 保存、残す | 再起動しても消えないように保存すること |
| 揮発性 (volatile) | 消える、一時的 | 電源を切るとデータが消える性質 |
プロジェクト管理系
| 用語 | 日本語訳・類義語 | 意味 |
|---|---|---|
| アジャイル (agile) | 機動的開発 | 短期間の反復で柔軟に開発する手法 |
| スクラム (scrum) | チーム開発手法 | アジャイルの一種。役割とイベントが決まっている |
| スプリント (sprint) | 短期集中期間 | スクラムでの1〜2週間の開発期間 |
| スタンドアップ (standup) | 朝会、日次ミーティング | 毎日立ったまま行う短い進捗確認 |
| レトロスペクティブ (retro) | 反省会、振り返り | スプリント終了時の改善点を話し合う会 |
| スプリントレビュー (sprint review) | 成果発表会 | 作ったものをデモする会 |
| バックログ (backlog) | タスク一覧、宿題 | やるべきタスクを優先順位順に並べたもの |
| プロダクトオーナー (PO) | プロダクト責任者 | 機能の優先順位を決める役割 |
| スクラムマスター (SM) | 進行役 | チームがうまく回るように支援する役割 |
| 見積り (estimate) | 工数見積もり | タスクにどれくらい時間がかかるか予測 |
| ストーリーポイント (story point) | 難易度ポイント | タスクの大きさを相対評価した数値 |
| ベロシティ (velocity) | チームの処理速度 | 1スプリントでこなせるタスク量 |
| ペアプロ (pair programming) | 二人一組開発 | 2人で1台のPCを使い、一人が書き一人が確認 |
| コードレビュー (code review) | コード確認、CR | 他の人が書いたコードをチェックすること |
| ウォークスルー (walkthrough) | 説明会、見回り | コードや設計をチームで確認する会 |
| ユニットテスト (unit test) | 単体テスト | 関数やクラス単位のテスト |
| インテグレーションテスト (integration test) | 結合テスト | 複数の部品を組み合わせたテスト |
| E2Eテスト (end-to-end test) | 端から端までのテスト | ユーザー操作をシミュレートする全体テスト |
| 回帰テスト (regression test) | 逆戻りテスト | 変更が既存機能を壊していないか確認 |
| CI/CD | 継続的インテグレーション/デリバリー | コード変更→テスト→リリースを自動化する仕組み |
| パイプライン (pipeline) | 自動化の流れ | CI/CDの一連の自動処理の流れ |
| カナリアリリース (canary release) | 一部先行公開 | 一部のユーザーだけ先に新しいバージョンを公開 |
| ブルーグリーンデプロイ (blue-green) | 2環境切替 | 新旧2つの環境を切り替えてダウンタイムゼロに |
| フィーチャーフラグ (feature flag) | 機能スイッチ | コードはデプロイ済みだが、機能をON/OFFできる仕組み |
| ロールバック (rollback) | 戻す、差し戻し | 問題があった時に前のバージョンに戻す |
| ホットフィックス (hotfix) | 緊急修正 | 本番の緊急バグをすぐ直すこと |
| パッチ (patch) | 修正プログラム | 小さな修正や更新プログラム |
| リリース (release) | 公開、リリース | ソフトウェアの新しいバージョンを公開すること |
| チェンジログ (changelog) | 更新履歴 | バージョンごとの変更点をまとめた文書 |
| ロードマップ (roadmap) | 開発計画、工程表 | 今後の機能追加計画を示したもの |
| マイルストーン (milestone) | 目標地点、節目 | 開発の重要な節目 |
| デッドライン (deadline) | 締切、納期 | 完了すべき期限 |
| スコープ (scope) | 範囲、やること | プロジェクトで対応する範囲 |
| スコープクリープ (scope creep) | 範囲拡大、要件追加 | 最初の範囲からどんどん要件が増えること |
| テックデット (technical debt) | 技術的負債 | 後回しにした技術的な問題の累積 |
| ステークホルダー (stakeholder) | 関係者、利害関係者 | プロジェクトに関わる全員 |
| ハンドオフ (handoff) | 引き継ぎ、バトンタッチ | 作業を別の人に渡すこと |
セキュリティ系
| 用語 | 日本語訳・類義語 | 意味 |
|---|---|---|
| 認証 (authentication / authn) | 本人確認、ログイン | ユーザーが本人であることを確認 |
| 認可 (authorization / authz) | 権限確認、許可 | ユーザーに操作権限があるか確認 |
| APIキー (API key) | API鍵 | APIを利用するための認証用文字列 |
| トークン (token) | 認証チケット | 認証後に発行される使い捨ての鍵 |
| JWT (JSON Web Token) | 認証トークン形式 | JSON形式のトークン規格 |
| OAuth | 認可プロトコル | 他サービスの認証情報を借りてログインする仕組み |
| セッション (session) | 接続状態、会話 | ログイン状態を保持する仕組み |
| クッキー (cookie) | ブラウザ保存データ | Webサイトがブラウザに保存する小さなデータ |
| 暗号化 (encryption) | 暗号化、コード化 | データを読み取れないように変換 |
| 複合化 (decryption) | 復号、元に戻す | 暗号化されたデータを元に戻す |
| ハッシュ (hash) | 要約値、指紋 | データから一定長のランダムな値に変換(不可逆) |
| ソルト (salt) | 追加のランダム値 | パスワードハッシュに加える追加の値 |
| ペッパー (pepper) | 秘密の追加値 | サーバー側で保持する秘密の追加値 |
| インジェクション (injection) | 注入攻撃 | 悪意あるコードを入力として送り込む攻撃 |
| SQLインジェクション | SQL注入攻撃 | DBに悪意あるSQLを実行させる攻撃 |
| XSS (クロスサイトスクリプティング) | スクリプト注入 | Webサイトに悪意あるスクリプトを埋め込む攻撃 |
| CSRF (クロスサイトリクエストフォージェリ) | 偽装リクエスト攻撃 | ユーザーが意図しない操作を強制する攻撃 |
| ゼロデイ (zero-day) | 未修正の脆弱性 | 修正プログラムがまだ公開されていない脆弱性 |
| エクスプロイト (exploit) | 脆弱性攻撃コード | 脆弱性を突く攻撃コード |
| ペネトレーションテスト (pen test) | 侵入テスト | セキュリティの穴を探すための模擬攻撃 |
| バグバウンティ (bug bounty) | 脆弱性報奨金 | 脆弱性を報告すると報酬がもらえる制度 |
| ホワイトハッカー | 善意のハッカー | 許可を得てセキュリティをテストする人 |
| ブラックハッカー | 悪意のハッカー | 悪意を持って攻撃する人 |
| グレーハッカー | グレーなハッカー | 善意だが許可なく侵入する人 |
| ソーシャルエンジニアリング | 社会工学攻撃 | 人間の心理を突いて情報を盗む手法 |
| フィッシング (phishing) | 詐欺メール | 偽のメールでパスワード等を盗む |
| ランサムウェア (ransomware) | 身代金ウイルス | データを暗号化して身代金を要求するウイルス |
| マルウェア (malware) | 悪意のあるソフトウェア | コンピュータに害を及ぼすプログラム全般 |
| ウイルス (virus) | コンピュータウイルス | 自己増殖する悪意のあるプログラム |
| ワーム (worm) | ネットワーク伝染型 | ネットワーク経由で自己増殖するマルウェア |
| トロイの木馬 (trojan) | 偽装型 | 正常なソフトに見せかけて潜入するマルウェア |
| キーロガー (keylogger) | キー入力記録 | キーボード入力を記録するスパイウェア |
| ルートキット (rootkit) | 管理者権限奪取 | システムに深く潜み隠れるマルウェア |
| ポリモーフィック (polymorphic) | 変形型 | 検出を避けるために形を変えるマルウェア |
| ハニーポット (honeypot) | おとりサーバー | 攻撃者をおびき寄せる偽のサーバー |
| 多要素認証 (MFA) | 二段階認証 | パスワード+別の確認方法で認証 |
| 生体認証 (biometrics) | 指紋・顔認証 | 指紋や顔などの身体的特徴で認証 |
業界用語・スラング系
| 用語 | 日本語訳・類義語 | 意味 |
|---|---|---|
| バニラ (vanilla) | 素の状態、未改造 | 何もカスタマイズしていないデフォルト状態 |
| ベアメタル (bare metal) | 物理マシン直 | 仮想化なしで物理サーバーに直接インストール |
| セグフォ (segfault) | メモリ違反 | 不正なメモリアクセスによるプログラム異常終了 |
| 無限ループ (infinite loop) | 終わらない繰り返し | プログラムが永遠にループから抜け出せない |
| デッドロック (deadlock) | 相互待ち、膠着 | 複数の処理がお互いの終了を待って動けなくなる |
| 競合状態 (race condition) | タイミング問題 | 実行順序によって結果が変わってしまうバグ |
| メモリリーク (memory leak) | メモリ漏れ | 使わなくなったメモリを解放しないまま蓄積 |
| ガベージコレクション (GC) | ごみ収集 | 不要になったメモリを自動で解放する仕組み |
| スタックトレース (stack trace) | 呼出履歴 | エラー発生地点までの関数の呼び出し履歴 |
| コアダンプ (core dump) | メモリ内容保存 | プログラムが落ちた時のメモリ内容を保存したファイル |
| 副作用 (side effect) | 意図しない影響 | 関数が外部の状態を変更すること |
| オーバーフロー (overflow) | 溢れる | データが容量を超えてあふれること |
| アンダーフロー (underflow) | 小さすぎる | データが扱える最小値を下回ること |
| バッファ (buffer) | 一時保存領域 | データを一時的にためておく領域 |
| バッファオーバーフロー | 領域溢れ攻撃 | バッファを意図的に溢れさせて攻撃する古典的手法 |
| エッジケース (edge case) | 境界条件 | 極端な入力値での動作確認が必要なケース |
| コーナーケース (corner case) | 複合境界条件 | 複数のエッジケースが重なった特殊なケース |
| ボイラープレート (boilerplate) | 定型コード、お決まり | 毎回書く必要がある定型のコード |
| グルーコード (glue code) | 接着コード | 異なる部品を繋ぐためのコード |
| スパゲッティコード (spaghetti code) | 複雑なコード | 構造が複雑で読みづらいコード |
| レガシーコード (legacy code) | 古いコード | 過去に書かれた古い・保守が難しいコード |
| ゴールデンパス (golden path) | 正常系 | エラーがない理想的な処理の流れ |
| エラーパス (error path) | 異常系 | エラーが発生した場合の処理の流れ |
| ハードコード (hardcode) | 直書き | 設定値をコードの中に直接書いてしまうこと |
| マジックナンバー (magic number) | 謎の数値 | 意味が分からないまま書かれている数値 |
| ワークアラウンド (workaround) | 回避策、応急処置 | 根本解決ではないが動くようにする一時的な対策 |
| ハック (hack) | 技巧的解決、改造 | スマートだが技巧的な解決方法 / 不正アクセス |
| クラック (crack) | 解析・破壊 | ソフトウェアの保護を破ること |
| ライフハック (life hack) | 生活の小技 | 日常の便利な裏技 |
| イーターエッグ (Easter egg) | 隠し機能 | ソフトウェアに隠された遊び心のある機能 |
| アルファ (alpha) | 初期テスト版 | 社内向けの最初のテストバージョン |
| ベータ (beta) | 公開テスト版 | ユーザー向けのテストバージョン |
| RC (Release Candidate) | リリース候補版 | 正式リリース前の最終テスト版 |
| ナイトリービルド (nightly build) | 毎晩生成版 | 最新のコードから毎晩自動生成される開発版 |
| ドッグフーディング (dogfooding) | 自社製品を自社で使う | 自分たちで作ったものを自分たちで使ってテスト |
| ブートストラップ (bootstrap) | 起動処理、自己起動 | システムが自分自身を立ち上げる初期処理 |
| グレースフルシャットダウン (graceful shutdown) | 正常終了 | 処理中のジョブを完了してから安全に終了 |
| フェイルファスト (fail fast) | 早く失敗する | 問題を早期に検出してすぐに停止する設計思想 |
| フェイルセーフ (fail safe) | 安全に失敗する | 障害時でも安全な状態になる設計思想 |
| ブルースクリーン (blue screen) | Windowsのエラー画面 | Windowsが致命的なエラーで表示する青い画面 |
| カーゴカルトプログラミング (cargo cult) | 真似だけのプログラミング | 理由も分からずにコードを真似して書くこと |
| ヤクの毛刈り (yak shaving) | 本筋と関係ない作業 | 目的の作業のために必要な無数の準備作業 |
| バイク小屋 (bike shedding) | 些末な議論 | 重要でない細部に時間をかける議論 |
| コスト (cost) | コスト、お金 | クラウド料金やAPI利用料 |
| ベンダーロックイン (vendor lock-in) | 特定ベンダー依存 | 特定のサービスの機能に依存して移行できなくなる |
| ベストエフォート (best effort) | 努力目標 | 保証はしないが最善を尽くすこと |
| ブループリント (blueprint) | 設計図、雛形 | システム設計のテンプレート |
| サイロ化 (silo) | 孤立、縦割り | 情報やチームが分断されて共有されない状態 |
| スモークテスト (smoke test) | 簡単な動作確認 | とりあえず動くかだけ確認する手早いテスト |
| カナリア (canary) | カナリア、探知用 | 問題を早期発見するための先行テスト |
| プロファイリング (profiling) | 性能測定 | プログラムのどこで時間がかかっているか分析 |
| チューニング (tuning) | 調整、最適化 | システムの性能を最大化するための調整 |
| スロークエリ (slow query) | 遅いSQL | 時間がかかっているデータベースの問い合わせ |
| フルスキャン (full scan) | 全件検索 | インデックスを使わず全データをなめる検索 |
| デッドコード (dead code) | 使われていないコード | もう実行されないコードの残骸 |
| コードスメル (code smell) | コードの臭い | バグではないが設計が怪しいコードの兆候 |
| アンチパターン (anti-pattern) | 悪い設計パターン | よくあるが避けるべき設計の典型例 |
| シングルポイント障害 (SPOF) | 単一障害点 | そこが壊れると全体が止まる脆弱な箇所 |
| バースト (burst) | 急増、突発 | 短時間に急激に負荷が増えること |
| スパイク (spike) | 急上昇、瞬間的負荷 | 瞬間的なアクセス集中 |
| コールドスタート (cold start) | 起動時の遅延 | 長期間使われていないサービスが起動時に遅れること |
| ウォームアップ (warm up) | 予熱、準備運転 | 事前に動かして準備しておくこと |
| グリーンフィールド (greenfield) | 新規開発 | 既存の制約がない新しいプロジェクト |
| ブラウンフィールド (brownfield) | 既存改修 | 既存のシステムを改修するプロジェクト |
| プロトタイプ (prototype) | 試作品、モック | 動作確認用の簡易的な実装 |
| プロダクションレディ (production-ready) | 本番投入可能 | 実際の運用に耐えうる品質に達していること |
| デプリケート (deprecate) | 非推奨化 | 将来削除される予定なので使わないほうがいい状態 |
| サンセット (sunset) | 終了、廃止 | サービスの提供を終了すること |
| ググる (google) | 検索する、調べる | Googleで検索すること。一般動詞化 |
| コピペ (copy-paste) | コピー&ペースト | コードをコピーして貼り付けること |
| プロジェクト管理 (project management) | 案件管理 | プロジェクトの進行管理を行うこと |
関連
- スラング・流行り言葉集 — よしおの独特な言い回し